台風19号で被災されたみなさまにお見舞い申し上げます。2003年7月に発足した本NPOでは、自然災害などで被災した歴史資料の救済を行っています。東日本大震災時にも多くの歴史資料の救済に取り組みました。
今回の洪水でも、各地の連携団体とともに、支援の準備を進めています。もしご自宅の古文書、古い手紙やハガキ、日記、写真やアルバムが水に濡れてしまった場合でも、再生できる可能性があります。
お心当たりの方は、最寄りの教育委員会担当課、ないしは本法人までご連絡ください。
本法人の活動範囲は概ね宮城県および岩手県の南部、かつて仙台藩の領地だった地域ですが、ほかの地域についても、関係機関に情報提供することは可能です。

3.11に際して発信した各種の応急処置のうち、写真・アルバムの対応について投稿いたします。大切な思い出が濡れたり汚れてしまっても再生できる可能性は十分にあります。
https://t.co/pDBTNWhcxx

写真・アルバムが水濡れしてしまった場合の応急処置方法について、2018年12月22日に千葉大学教育学部にて開催された国立歴史民俗博物館主催ワークショップ「災害への備えと歴史文化資料の救済を考える」の映像が公開されていますので、共有いたします。

youtu.be/XBK35Gp4evg

災害ボランティアのみなさまへ

台風19号による河川増水など現在進行形の状況がございますが、今後の後片付けボランティアに際して、被災された旧家で保管されている古い書類や、写真・アルバムが、水濡れを理由に、大量に廃棄されてしまう懸念がございます。
水濡れ・汚損したばあいでも、再生できる可能性があります。関係者は3.11の経験を通じて対処法を蓄積しています。もし今後の活動でそのようなものを取り扱った場合には、所蔵者のご了承を得た上で、最寄りの教育委員会および各地の資料救済団体にご連絡いただければ幸いです。
目下、被災した歴史資料に関して情報収集また活動を行っている団体・自治体のURLです。

諸情報