365号 公開フォーラム「被災地と史料をつなぐⅡ―令和元年台風19号における被災資料レスキューと現状―」のお知らせ

2019台風19号守る―保全活動広める―普及活動

来る2月27日(木)に、東北大学災害科学国際研究所において、本会も共催する
公開フォーラム「被災地と史料をつなぐⅡ―令和元年台風19号における被災資料レスキューと現状―」が開催されます。

このフォーラムでは、昨年発生した「令和元年台風19号」に際して展開している被災資料の救済・保全活動の現状や課題を共有するとともに、資料保全手法に関するワークショップを開催します。
本フォーラムでは事務局の川内より台風19号に際しての宮城県内での被災資料保全活動についての報告、また蝦名より「文化財マップ」を活用した史料保全活動の実践方法についての紹介が行われます。

詳細は下記の通りです。多くの方のご参加をお待ちしております。

〇内容
日時:令和2年2月27日(木) 13:00~16:30
場所:東北大学災害科学国際研究所 1F 多目的ホール
定員:40名程度、要事前申請
申し込みフォーム:http://bit.ly/377FR1o

〇次第
第1部 被災地報告(13:00~14:30)
・川内淳史 「2019年台風19号における宮城県内での被災資料救済・保全活動」
・小野塚航一 「歴史資料ネットワークによる台風19号対応―栃木県での資料保全活動―」
・尾立和則 「豪雨による水損資料レスキュー(川崎市民ミュージアム・長野市立博物館)保存修復専門家の現場対応例」

第2部 保全技術ワークショップ(15:00~16:30)
・蝦名裕一 「文化財マップを活用した災害前の資料保全活動」
・井出亜里 「超高精細スキャンによる文化財の保全技法」
・超高精細スキャン実演ワークショップ

事前登録制となっておりますので、ご参加を希望される方はお早めに登録フォームにご入力をいただければ幸いです。

主催:東北大学災害科学国際研究所
歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業東北大学拠点
指定国立大学災害科学世界トップレベル研究拠点
共催:歴史資料ネットワーク
NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク