378号 山形県・最上川氾濫にともなう被災資料保全のお願い(山形ネット)

宮城資料ネット事務局です。

一昨日にかけて最上川の氾濫をはじめ、山形県内で発生しました豪雨災害で被災された皆様につきましては、本会からも衷心よりお見舞い申し上げます。

今回の豪雨災害につきまして、山形県内で活動する「山形文化遺産防災ネットワーク」(山形ネット)より、水濡れ資料の保全についての呼びかけが行われています。(リンク先は山形ネットFacebookページです、短縮アドレスを利用しています)

https://bit.ly/39IiQ8h

以下、山形ネットからの呼びかけ分を転載いたします。
水濡れ資料についてお困りの方、またお心当たりの方がおられましたら、山形ネット、もしくは本会までご連絡頂きますよう、お願い申し上げます。

————-山形ネット呼びかけ————————–

このたびの豪雨災害で被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

私たちは「山形に根づいている文化遺産を災害から守りたい」という志のもと2008年に発足したボランティア団体です。

県内は7月28日に全県的に豪雨に見舞われ、最上川の氾濫をはじめ、各地で水害が発生しました。600棟以上の建物で床上・床下浸水の被害が出ており、不自由な生活を余儀なくされている方も多くいらっしゃるのではないかと存じます。

もし、かたづけの際に「水にぬれた」古文書や、古いふすま・写真などが見つかったら…
処分する前に少し待ってください!
水にぬれたり破れたりしていても、適切な処置を行うことで、修復が可能な場合があります。

地域資料は皆さんの家や地域の歴史を伝える貴重な文化財です。一見ごみのように見えても、地域に生きた人びとの思いを未来に伝える大切な宝物です。

捨てたり焼却する前に一度ご相談ください。何かお手伝いできることがあるかもしれません。

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