381号 資料保全ボランティア活動についての報道

COVID-19救う―救済活動東日本大震災

宮城資料ネット事務局です。

明日9月11日(金)、東日本大震災の発生より9年半を迎えます。宮城資料ネットでは、震災10年にむけて、所蔵者のみなさまからお預かりしている資料の保全措置を終え、お手許へお返しできるよう作業を続けて参りました。

しかしながら、現在世界中で流行している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、今年2月から8月まで資料保全作業を休止せざるを得なく、 8月17日(月)より再開した資料保全作業についても、休止前より時間を短縮しながら、感染症防止対策を行いつつ実施しています。
所蔵者のみなさまにおかれましては、資料のお預かりが長期におよび、ご心配とご迷惑をおかけしていますこと、大変申し訳なく思っております。できるだけ早くみなさまのもとへ資料をお返しすることができるよう、作業を継続していきたいと考えています。

なお宮城資料ネットの資料保全作業について、9月7日(月)にNHKニュースにて報道されました。

・東日本大震災で被害の歴史資料修復 新型コロナなどで大幅遅れ(全国版)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200907/k10012605421000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001

・津波被害の古文書修復 いまも(宮城版)
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20200907/6000011506.html

上記リンクの内、宮城版につきましては現在(9月10日)のところニュース動画の閲覧が可能です。

今後とも宮城資料ネットの活動へのご理解・ご協力を賜りますこと、よろしくお願い申し上げます。