442号 宮城学院女子大学2021年度学芸員課程シンポジウム「記憶する、伝える」のお知らせ
2022.10.03
宮城資料ネット事務局です。
宮城学院女子大学の大平聡さんより、2021年度学芸員課程シンポジウム「記憶する、伝える」のお知らせです。
本シンポジウムは一般の参加も可能ですが、大学祭期間中での開催のため、宮城学院女子大学の教職員・学生以外の方は、事前の来場予約が必要となります。
詳細につきましては、下記の宮城学院女子大学学芸員課程までお問い合わせ下さい。
【10/4追記】シンポジウムのみご参加の方につきましては、事前の来場予約は不要です。
その他、大学祭の行事をご見学されたい方につきましては、下記より事前予約をお願いいたします。
https://news.mgu.ac.jp/top_news/7830.html
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2022年度学芸員課程シンポジウム「記憶する、伝える」
とき:2022年10月15日(土)12:30~16:00(開場12:00)
ところ:宮城学院女子大学C201教室
東日本大震災・津波の被害から10年以上の時間が経過し、記憶の稀薄化が指摘される一方、記憶を継承しようという試みもまた、様々に行われています。
博物館等諸施設では、災害に焦点を当てた展示が行われる一方、災害そのものを伝え、将来に備えることに特化した施設の開館や、災害そのものを視覚的にとらえることができる震災遺構の一般公開も各地で進んでいます。しかし、そこには、10年、20年という時間経過とともに現れてくるであろう多くの課題、問題が内在していると考えられます。
本学学芸員課程では、震災から10年を経過し、改めてこの甚大な被害を及ぼした自然災害を、50年、100年後の人々にいかに伝え、再び起こるであろうその日に、被害を最小限に抑えるべく、博物館等諸施設が今後どのような役割を果たすことができるかを考える場を設けたいと考え、3年ぶりに来場者を招いて開かれる本学大学祭に合わせ、シンポジウム「記憶する、伝える」を開催することといたしました。
皆さまのご参加をお待ちしております。
講演1:佐川正敏氏(東北学院大学)
「考古学者が見たリアス・アーク美術館常設展―モノとコトバが呼び覚ます震災の記憶」
講演2:長島榮一氏(仙台市教育委員会)
「文化財行政より見た震災遺構」
講演3:山内宏泰氏(リアス・アーク美術館)
「災害遺構と伝承施設―モノと言葉の届け方について」
主催:宮城学院女子大学学芸員課程
後援:宮城学院女子大学地域連携センター、宮城学院女子大学生涯学習センター
お問い合わせ:
981-8557 仙台市青葉区桜ヶ丘9-1-1
宮城学院女子大学学芸員課程(担当:小池潤香副手)
TEL/FAX:022-277-6166
入場料不要