182号 「被災文化財救援活動について考える会」東京で開催

広める―普及活動救う―救済活動東日本大震災

宮城資料ネット事務局の佐藤大介です。震災以来のご支援に改めて感謝申し上げるとともに、今年も引き続きご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

新年最初のニュースは、東京文化財研究所(台東区上野公園 13-43)を会場に、1月23日、2月4日、2月22日の三回に分けて開催される「被災文化財救援活動について考える会 語ろう!文化財レスキュー ―被災文化財等救援委員会公開討論会―」のご案内です。

東日本大震災における、被災文化財(未指定含む)への対応については、いわゆる文化財レスキュー事業(事務局:東京文化財研究所)における対応が続いております。宮城資料ネットは、構成組織の一つです。また主催者からの趣旨文にもあるように、被災地では様々な活動が展開されています。今回の集会は、その経験を共有し、次の災害に活かしていくことが目的です。

日程及び内容の詳細については、添付ファイルないし東京文化財研究所公式サイトをご覧ください。一般参加可能ですが、いずれの日程も一週間前までの事前申込となっておりますので、よろしくお願いいたします。

第1日 1月23日(水) 10:00~16:30
参加申し込み締め切り *1 月16 日(水)*

第2日 2月4日(月) 10:00~16:30
参加申し込み締め切り *1 月28 日(月)*

第3日 2月22日(金) 10:00~16:00
参加申し込み締め切り *2月15日(金)*

*東京文化財研究所 (http://www.tobunken.go.jp/japanese/rescue_sympo_130123.html

*申込・問い合わせ (申し込み用紙PDF
申し込みは救援委員会事務局宛にe-mail またはfax でお送り下さい。
東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援委員会 事務局

TEL: 03-3823-2245, FAX: 03-3823-4939
E-mail: jimukyoku01@tobunken.go.jp

なお宮城資料ネット事務局からは、下記の日程で公開討論に登壇いたします。
1月23日(第1日)
1.文化財のジャンルとレスキュー活動 佐藤大介
2.必要とされる技術 -2) 応急処置 天野真志

2月22日(第3日)
5.体制 -1)被災地 佐藤大介

東日本大震災対応としての委員会は今年度末で終了する予定ですが、読売新聞1月5日付け朝刊によれば、新年度からは次の災害に備えた常設組織が結成されるとのことです。討論会で私たちの経験を伝えるとともに、新たな組織にも貢献できればと考えております。