193号 4月13日淡路島地震への対応

救う―救済活動

 事務局の佐藤大介です。4月13日早朝、淡路島にて直下型地震が発生いたしました。被災地の方々に心より御見舞申し上げます。

 この地震を受けて、歴史資料ネットワーク事務局(所在:神戸大学)では緊急体制に移行し、対応を始めています。同ネットワーク発行の発表を末尾に転載いたしましたのでご覧ください。
 宮城資料ネットでは地震の第一報をうけた直後から、神戸の歴史資料ネットワーク事務局と情報交換を行っています。また、必要な支援に対応する旨を申し入れました。状況に変化がありましたら、本ニュースなどで随時報告いたします。
 損壊家屋は1800棟を越えたとのことです。東日本大震災でもそうでしたが、歴史資料が保管されている伝統的建造物は、土蔵などの分厚い土壁の崩落などにより実際以上に「被害」が感じられ、急速に解体、処分が進むことが懸念されます。 また、今回は未知の断層による地震だと報じられています。宮城県も含め、日本列島においてそのような断層はまだ多数あるのでしょう。歴史資料・文化財への防災対策を、油断なく進める事が重要だといえます。


みなさま

歴史資料ネットワークの松岡です。

お世話になっております。さて、歴史資料ネットワークでは4月13日の淡路島付近を震源とする地震に対応するため、本日より当面の間、事務局を緊急体制に移行することといたしました。これにともない以下の様な発表を行ないましたので、ご覧ください。
事務局では実地踏査にむけての情報収集やチラシの準備、自治体史の記述確認などに取り組んでいるところです。
引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。

■緊急事務局体制に移行します 2013年4月淡路島地震
http://siryo-net.jp/info/201304-emergency-awaji/

4月13日の淡路島付近を震源とする地震は損壊家屋が1800棟を超えるなど大きな被害をもたらしています。被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、歴史資料ネットワークとして被災地の一日も早い復旧・復興をお祈りいたしております。

今回の被害状況に鑑み、歴史資料ネットワークでは各方面と連絡をとりつつ、近日中に淡路島の実地踏査を行うとともに、必要に応じて緊急的な対応策をとることといたします。つきましては、本日15日より当面の間、緊急事務局体制へと移行いたします。

各地の歴史資料・文化財などの被害状況の様子や、資料の処置方法に関するご相談を、下記の相談窓口、あるいはフォームでお寄せくださいますよう、お願い申し上げます。事務局員がおこたえいたします。

開設期間:2013年4月15日(月)~当面の間 但し、土日祝日は除く
対応時間:午後1時~5時(Fax、メールは24時間)

※フォームは省略しました。

— — 歴史資料ネットワーク広報チーム  
〒657-8501  神戸市灘区六甲台町1-1 神戸大学文学部内  
TEL・FAX : 078-803-5565 ヘルプページ