212号 一関市芦東山記念館冬季特別展

広める―普及活動救う―救済活動東日本大震災

「つながる つづける つたえる活動~歴史資料保全のネットワーク~」

 事務局佐藤大介です。2014年もどうぞよろしくお願いします。といっても、気がつけばもう1月も終わりです。

 2014年最初のニュースは、一関市芦東山記念館で明日2月1日から開催される冬季特別展「つながる つづける つたえる活動 歴史資料保全のネットワーク」のご案内です。

 本展示会は、「宮城歴史資料保全ネットワークと山形文化遺産防災ネットワークの、文化財レスキューや地域の歴史資料保全活動の紹介です。一関市大東町でも宮城歴史資料保全ネットワークの歴史資料保全活動が行われました。本展では、日々の地道な活動を、パネルを中心に紹介します」(同館の小味浩之さんより)というものです。

  宮城資料ネットからは、これまでの活動とともに大東町での活動を紹介したパネルと、女川町の木村家文書を収めていた茶箱、津波で被災した古文書を出展しております。なお、宮城資料ネットの展示企画・作成については、本会賛助会員であるまちのほこり研究室の千葉真弓さんに全面的にご尽力いただきました。茶箱の展示は木村家、津波被災史料については石巻市教育委員会のご協力をいただいております。記して御礼申し上げます。

 なお関連企画として、2月15日土曜日午後1時30分より、芦東山記念館ホールにて、佐藤が宮城資料ネットの活動について講演を行います。

 地元に残る歴史資料の保全を進めるには、まず活動そのものに対する共通認識を作っていくことが不可欠です。今回の展示が、一人でも多くの方々に、活動に関心を持っていただくきっかけとなれば幸いです。

◇一関市芦東山記念館冬季特別展 「つながる つづける つたえる活動~歴史資料保全のネットワーク~」

○期間 平成26年2月1日(土曜日)~3月23日(日曜日)宮城資料ネット展示の全景(提供・一関市芦東山記念館)
○時間 9時~17時まで(ただし入館は16時30分まで)
◇講演会「宮城歴史資料保全ネットワークの活動について」
○講師佐藤大介 (NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク、東北大学准教授)

○日時・場所
2月15日(土曜日) 13時30分~15時00 分 芦東山記念館ホール ※申込不要・聴講無料
◇詳細http://www.city.ichinoseki.iwate.jp/index.cfm/6,46556,146,html
◇ポスターhttp://www.city.ichinoseki.iwate.jp/index.cfm/6,46556,c,html/46556/20140121-133902.pdf