221号 「よみがえるふるさとの歴史」シリーズ第2集『慶長奥州津波と復興』刊行

広める―普及活動救う―救済活動東日本大震災


 事務局の佐藤大介です。宮城資料ネット企画による「よみがえるふるさとの歴史」シリーズ第2集、蝦名裕一著『慶長奥州地震津波と復興 四〇〇年前にも大地震と大津波があった』(蕃山房)が刊行されました。

◇刊行元によるによる著書の紹介

 伊達政宗も大震災を体験しました。東日本大震災は、貞観地震津波以来1000年ぶりの大震災と言われますが、政宗の時代に起こった四〇〇年前の慶長奥州地震津波が、それに匹敵する大震災である可能性が出てきました。古文書に書き記されたその実態に迫り、復興や防災につながる人間の意志と英知を尋ねる画期的な論考。

 多くの方に御覧いただければ幸いです。

 なお、シリーズの今後の刊行予定については、以下の通りです。
[続刊 6月刊行予定]よみがえるふるさとの歴史3
     菅野正道『イグネのある村へ 仙台平野における近世村落の成立』
[続刊 7月刊行予定]よみがえるふるさとの歴史4
     高橋陽一『湯けむり復興計画 江戸時代の飢饉を乗り越えて』

*以上の詳細は蕃山房公式サイトをごらんください。