230号 ふるさとの歴史と記憶をつなぐ -東日本大震災1400日・史料保全の「いま」と「これから」-

広める―普及活動救う―救済活動東日本大震災

事務局の佐藤大介です。11月29日に、仙台市博物館にてシンポジウム「ふるさとの歴史と記憶をつなぐ」を開催いたします。多くの方にご参加いただければ幸いです。


シンポジウム
「ふるさとの歴史と記憶をつなぐ-東日本大震災1400日・史料保全の「いま」と「これから」-」

 東日本大震災から、まもなく1400日が経とうとしています。
 今回の震災では、被災した地域それぞれの歴史や文化を知る手がかりとなる、様々な文化財や歴史資料も被災しました。津波などで痛んだ歴史資料を救済するための様々なとりくみは、今なお続いています。
 今回のシンポジウムでは、被災地に暮らし、様々な立場や形で、地域の歴史や記憶を守るための活動に取り組んでいる皆様をお招きしました。報告者のお話しを通じて、震災前の状況、これまでの活動の様子、今後の課題、被災した方々にとって活動の果たしている役割について、共に学んでいきたいと思います。そのことを通じて、「ふるさとの歴史」を将来に伝えるあり方について、改めて考えるきっかけとなれば幸いです。

◇主催 ・科学研究費補助金基盤研究S
「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて」研究グループ
・東北大学災害科学国際研究所 歴史資料保存研究分野
・NPO 法人宮城歴史資料保全ネットワーク
◇共催 ・仙台市博物館
◇日程 2014年11月29日
◇会場 仙台市博物館ホール(仙台市青葉区川内26)
◇スケジュール

報告 午後1時~午後3時10分
開会挨拶 平川 新(NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク理事長)
報告①「東日本大震災で被災した民間所在史料の救済・保全活動の現状」
    佐藤大介(東北大学災害科学国際研究所)
報告②「“記憶”に残る“記録”をつなぐ」
    金野聡子(岩手 紙本(しほん)・書籍保存修復)
報告③「石巻古文書の会の活動 震災のあとさき」
    庄司惠一(宮城 石巻古文書の会)
報告④「旧警戒区域における民有地域資料の救出活動 -富岡町の試み」
    門馬 健(福島 富岡町役場)
コメント
天野真志(東北大学災害科学国際研究所)
内田俊秀(京都造形芸術大学名誉教授)

総合討論 午後3時20分~4時20分
パネラー 佐藤大介・金野聡子・庄司惠一・門馬 健・天野真志・内田俊秀
司会 奥村弘(神戸大学大学院教授)

◇参加申込
・シンポジウムは事前申し込み不要・入場無料です。
◇その他
・シンポジウム終了後に、報告者・パネラーを囲んで交流会を行います。こちらへの参加は事前申し込みとなります。参加希望されるかたは、下記テンプレートに必要事項をご記入の上、*11月14日*までに宮城資料ネット事務局までご連絡ください。
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シンポジウム「ふるさとの歴史と記憶をつなぐ」交流会参加申込
・お名前:
・ご所属:
・電話番号(当日連絡可能なもの):
・メールアドレス:
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<事務局・連絡先>
NPO法人 宮城歴史資料保全ネットワーク
980-0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1 E503
東北大学災害科学国際研究所 歴史資料保存研究分野研究室気付
電話・FAX 022-752-2143
メール office@miyagi-shiryounet.org ホームページ http://www.miyagi-shiryounet.org