24号 11月13日(土) 涌谷町で歴史資料の所在調査を実施 参加者を募集します

守る―保全活動

 去る10月24日の新潟県中越地震は、昨年7月の宮城県北部連続地震の悪夢をよみがえらせました。新潟地震による歴史資料関係のニュースはまだ十分に入ってきておりませんので、神戸大学に事務局がある「歴史資料ネットワーク」のHPに随時アクセスして頂き、情報の確認をして頂ければ幸いです。

歴史資料ネットワークのHP http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~macchan/

台風・水害、地震等々、今年の日本は、さながら災害列島と化しておりますが、宮城県も近未来に確実に巨大地震が再来すると予測されていますので、歴史資料保全の体制をいかに構築しておくか、重大な課題となっております。特に被災後のレスキューや被災状況の確認調査をスムースに展開するためには、どこにどのような資料があるのかを事前に把握しておくことが必要です。

そこで宮城資料ネットでは、東北歴史博物館と協力して、歴史資料の所在調査を県内で継続的に実施することになりました。その第1回目として、来る11月13日(土)に、涌谷町教育委員会の協力を得て同町での所在調査を一斉に実施いたします。 

ついては、この調査に参加される方々を募集いたします。調査は、昨年の宮城地震のあとに被災地5町で実施した悉皆調査方式と同様です。事前にリストアップした資料所蔵者のお宅をお訪ねし、資料の現状、点数、内容等を確認したり写真撮影をすると同時に、所蔵者の方から、家の来歴や地域の歴史などをヒアリングし、さまざまな歴史情報の収集をはかるものです。

この所在調査は、斉藤報恩会の助成金によって実施されますので、交通費と日当が支給されます。

この活動に参加が可能な方は、折り返しご返信ください。
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   連絡先:平川新
    電話・FAX  022ー217ー7693(研究室)
    メール  hirakawa@cneas.tohoku.ac.jp
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*調査日時:11月13日(土) 午前9時10分 集合
*集合場所:涌谷町公民館(宮城県涌谷町字下道69-1 電話0229-43-3001)
  涌谷公民館URL地図
http://www.mapion.co.jp/here/all/041029/mapi3522312041029154706.html
*交通
:JRの場合
東北線で仙台発7時43分発 小牛田着8時27分(乗りかえ)
小牛田発(石巻行き)8時39分発 涌谷着8時47分
:自家用車の場合
東北自動車道の古川インターチェンジで降りて国道108号線で涌谷まで
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*自家用車で参加が可能な方はお知らせください。
*調査では写真撮影を行いますのでデジタルカメラをお持ちの方はご持参ください。
*昼食はこちらで用意いたします。
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*このメールを身近な方々にも回して頂けると幸いです。
*お近くにこのメールニュースの配信をご希望の方がおられましたら、アドレスをお知らせください。次号より直接に配信させて頂きます。
*今後、このメールニュースが不要な方は送信リストから除きますので、ご一報ください。
*これまでに発行した宮城資料ネットニュース(23号まで)は「歴史資料ネットワーク」(神戸大学)のHPにある「宮城歴史資料保全ネットワーク」のコーナーに掲載されています。ご欄下さい。
http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~macchan/miyagi_earthquake.htm

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宮城歴史資料保全ネットワーク(略称:宮城資料ネット)
〒980-8576 仙台市青葉区川内 
東北大学東北アジア研究センター 平川新研究室気付
電話・FAX 022ー217ー7693
メール  hirakawa@cneas.tohoku.ac.jp
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