25号 6月11日(土) 登米市(旧・登米町地域)で歴史資料の所在調査を実施。参加者を募集します

守る―保全活動

 2003年7月26日の宮城県北部連続地震後に発足した「宮城資料ネット」は、みなさんのご参加をえて、被災地における歴史資料のレスキューや被災状況調査を実施してきました。その結果、いくつもの資料を救済し、また資料の保全に大きな効果を発揮することができました。

 しかしこのときの経験から、災害後の活動だけではなく、災害が来る前に歴史資料の所在を把握して災害に備えることの重要性が明らかになってきました。宮城県では10年以内に50%の確率、30年以内には99%の確率で宮城県沖地震が来ると予測されていますので、地震再来前に、県内のできるだけ多くの地域で、こうした所在調査を実施したいと考えております。

 昨年11月に涌谷町で実施したあと、冬期の活動は休止しておりましたが、登米公民館と打ち合せた結果、来る6月11日(土)に、旧・登米町地域(本年4月に合併して登米市になりました)で、歴史資料の所在調査を実施することになりました。

 旧・登米町は城下町の風情を色濃く残す由緒ある町です。城下には古い武家屋敷や商家などがたくさん残っています。この町の歴史資料を後世に残していくために、いまその所在をできるだけ把握し、保存の手だてを考えていきたいと思います。

調査は、宮城地震のあとに被災地5町で実施した悉皆調査方式と同様です。事前にリストアップした資料所蔵者のお宅をお訪ねして、資料の現状、点数、内容等を確認させて頂き、写真撮影をすると同時に、所蔵者の方から、家の来歴や地域の歴史などをヒアリングし、さまざまな歴史情報の収集をはかるものです。

今回は、とりいそぎ6月11日(土)に活動が行われることをお知らせし、みなさまのご予定に入れて頂きたく、ご連絡を差し上げた次第です。集合時間や集合場所等の詳しい情報は、また改めてご連絡致します。

また登米へはできるだけ車に乗り合って移動したいと思いますので、自家用車で参加できる方が多くなることを期待しております。自家用車で参加が可能な方はその旨をお知らせ頂けると幸いです。

 なお今回の調査は、登米公民館・東北歴史博物館・登米町郷土史研究会および宮城資料ネットが共同して実施することになっております。

この活動に参加が可能な方は、下記にご連絡をお願い致します。
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<連絡先> 伊藤大介(東北大学東北アジア研究センター研究員)
       電話:022-795-7546 メール itoh-d@mb6.seikyou.ne.jp
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*今後、このメールニュースが不要な方は送信リストから除きますので、ご一報ください。

*これまでに発行した宮城資料ネットニュース(24号まで)は「歴史資料ネットワーク」(神戸大学)のHPにある「宮城歴史資料保全ネットワーク」のコーナーに掲載されています。ご欄下さい。
http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~macchan/miyagi_earthquake.htm
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<事務局>
宮城歴史資料保全ネットワーク
〒980-8576 仙台市青葉区川内
      東北大学東北アジア研究センター 平川新研究室気付
      電話・FAX 022-795-7693
      メール hirakawa@cneas.tohoku.ac.jp