265号 平成28年(2016)熊本地震 史料ネット関係の動向

救う―救済活動

事務局佐藤大介です。去る4月14日および4月16日に、熊本県を震源として大地震が発生しました。報道その他で御承知のように、熊本県と大分県を中心に、甚大な被害が出ております。依然、大きな余震も続いております。被災された方々に謹んで御見舞申し上げます。
宮城資料ネット事務局では、歴史資料ネットワーク(事務局:神戸大学)ほか全国の史料ネットや、関係組織と連携して対応を行っております。今後は必要に応じた支援を実施していくことになります。
また、4月23日に、熊本被災史料救済ネットワーク(熊本史料ネット)が発足いたしました。体制・連絡先は以下の通りです。

【組織について】
正式名称 :熊本被災史料レスキューネットワーク
略称 :熊本史料ネット
代表 :稲葉継陽(熊本大学文学部附属永青文庫研究センター)
事務局長 :三澤 純(熊本大学文学部)
事務局次長:青木勝士(熊本県立図書館)
同 :小川弘和(熊本学園大学経済学部)
幹事 :春田直紀(熊本大学教育学部)
同 :有木芳隆(熊本県立美術館)
同 :山田貴司(熊本県立美術館)
事務局所在:熊本大学文学部附属永青文庫研究センター
電話:096-342-2304
e-mail:eiseiken☆kumamoto-u.ac.jp (☆=@)

なお、被災地は今も余震が続く状況で、関係者のみなさまも被災されております。支援については、先方からの要請があった際に、本ニュースを通じてご案内いたしますので、ご配慮をよろしくお願いいたします。
また、宮城資料ネットは、全国の史料ネット団体のなかの役割分担として、後方で可能な情報収集と、必要に応じた提供を担当いたしております。関連の情報がございましたら、宮城資料ネット事務局
office☆miyagi-shiryounet.org  (☆=@)までご連絡いただければ幸いです。

以下、この間の宮城資料ネット関連の動向です。

◇4月14日 熊本での地震発生
○事務局より九州国立博物館その他の関係者に安否確認の連絡。
◇4月16日 未明、熊本で再度大きな地震が発生。
○同日開催(地震発生前からこの日に開催予定だった)された、神戸大学での全国の史料ネット関係者による研究会議において、緊急の対策会議を実施。
◇4月17~18日
○被災地内外の関係者と、状況確認および後方での支援可能性に附き協議。
◇4月19日
○宮城資料ネット事務局会議 4月23日の総会に向けた準備の中で、今後の熊本地震への対応について協議。
◇4月23日
○宮城資料ネット理事会・総会
・熊本地震への支援体制に付いて協議。