31号 3月21日(祝・火)から22日(水)にかけて宮城県栗原市で、くりでんの資料保存活動を実施します。参加者募集のお知らせ

守る―保全活動

 3月21日(祝・火)から22日(水)にかけて、宮城県栗原市においてくりはら田園鉄道(くりでん)の資料保全活動を実施いたします。そこで、予算などの都合により、14名の調査参加者を募集することとなりました。

 くりでんは、宮城県の登米市にある石越駅から栗原市の細倉マインパーク駅までの25.7キロを結ぶ、ローカル鉄道です。1921年(大正10)に創業して以来、細倉鉱山の鉱産物輸送などを中心に地域の足として親しまれてきましたが、その後の交通事情の変化などによって経営が悪化したため、1993年12月に「栗原電鉄」から第三セクターの「くりはら田園鉄道」へと改組して現在にいたっております。
 しかし、最近になって、会社の存続は困難と判断され、2007年3月に廃止される予定になっています。

 鉄道が廃止されることによって貴重な資料が散逸・消失することを危惧された宮城学院女子大学の大平聡教授の提唱を受け、宮城資料ネットでは資料保全活動を進めているところです。
 この度、栗原市の協力も得て、歴史資料を保全するための調査活動を実施することになりましたので、ニュースを配信した次第です。

 今回は、とりいそぎ活動の日程をお知らせするためにメールいたしました。参加の申し込みをされた方には、あらためて集合時間や集合場所などの詳細をお知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。
 車を使用する可能性もありますので、自家用車で参加が可能な方はその旨をお知らせいただけると幸いです。

 ご多忙の折とは存じますが、なにとぞご協力いただきますようお願いいたします。活動に参加される方、お問い合わせなどのある方は、下記メールアドレスまで連絡いただけるとありがたく思います。
 また、募集予定人数以上の方からご参加の申込みをいただいた場合には、参加者の募集を終了いたしますので、その際はご容赦ください。

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 <連絡先>
 伊藤大介(東北大学東北アジア研究センター研究員)
 電話 022-795-7546
 メール itoh-d@mb6.seikyou.ne.jp
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 <事務局>
 宮城歴史資料保全ネットワーク
 〒980-8576 仙台市青葉区川内
 東北大学東北アジア研究センター 平川新研究室気付
 電話・FAX 022-795-7693
 メール hirakawa@cneas.tohoku.ac.jp
 ホームページ http://www.cneas.tohoku.ac.jp/miyagi-shiryounet/
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*今後、このメールニュースが不要な方はご一報ください。