39号 11月18日(土)から11月19日(日)にかけて宮城県登米市(旧・東和町地域)で歴史資料所在調査を実施。参加者を募集いたします。

守る―保全活動

 11月18日(土)から11月19日(日)にかけて、宮城県登米市(旧・東和町地域)で歴史資料の所在調査を実施することになりました。そこで、20名程度の参加者を募集いたします。

 旧・東和町地域は、東和町商工会のホームページ(http://www4.ocn.ne.jp/~t-hotaru/)に、

「四季折々の風景がはっきりしていて、生活する空間としてはこの上ないところです。山の高さがあまりないので、先人は自然と共生しながら実に多くの作物を生産してきました。又、伊達藩の直轄地であったため、産業のほかにも歴史、文化、伝統行事も沢山あり、現在に受け継がれております。」

とあるように、北上川と北上山地にはさまれた自然豊かな地域であり、著名なキリシタン領主である後藤寿庵や伊達騒動で有名な原田甲斐に関する史跡があるなど、独自の歴史的文化をはぐくんできた地域でもあります。

 宮城資料ネットでは、近い未来に高い確率で発生するとされている宮城県沖地震などの災害に備えた歴史資料の所在調査を各地で進めております。2004年には涌谷町、2005年には登米市(旧・登米町地域)において調査を実施し、歴史資料のデータベースを作成いたしました。調査の詳しい内容などについては、宮城資料ネットのホームページなどをご参照ください。

 当日は、自家用車による移動なども考えておりますので、車での参加が可能な方はお教えいただけば、ありがたく思います。また、デジタルカメラを使用する作業も予定しておりますので、ご持参いただける方はその旨もお伝えください。

 今回の活動に参加された方には、仙台から現地までの交通費および日当が支給されることとなっております。また、必要経費の手続きなどのために、申し込みの第1次締め切りは10月21日(土)とさせていただきます。なお、当日の宿泊は、現地の公民館を予定しております。

 ご多忙の折に急なお願いで申し訳ありませんが、この活動に参加が可能な方は、下記のテンプレートを用いてお申し込みいただきますよう、よろしくお願いいたします。なお、必要な人数が集まり次第、募集を終了することもありますので、その際はご容赦ください。

御名前:
御住所:〒
御電話:
メールアドレス:
御所属:
車(乗車人数):
デジカメ:

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<申込先>
 伊藤大介(東北大学東北アジア研究センター研究員)
 電話:022-795-7546
 メール itoh-d@mb6.seikyou.ne.jp
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 <事務局>
 宮城歴史資料保全ネットワーク
 〒980-8576 仙台市青葉区川内
 東北大学東北アジア研究センター 平川新研究室気付
 電話・FAX 022-795-7693
 メール hirakawa@cneas.tohoku.ac.jp
 ホームページ http://www.cneas.tohoku.ac.jp/miyagi-shiryounet/
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*今後、このメールニュースが不要な方はご一報ください。