45号 資料保全活動に関する文献紹介。宮城資料ネットの総会のお知らせ。

広める―普及活動

・資料保全活動に関する文献紹介

伊藤大介・椿井達也・吉川圭太「宮城資料ネットの活動と成果 ― 歴史資料所在調査における諸技術について ―」(『歴史』第107輯、2006年10月)

大平聡「くりはら田園鉄道資料の整理と保存」(『宮城歴史科学研究』第62号、2007年3月)

『平成17~18年度 文化庁委嘱事業 「文化財の震災保護対策に関する調査研究事業」 報告書』(宮城歴史資料保全ネットワーク、2007年3月)

『災害と資料』第1号(新潟大学災害復興科学センターアーカイブズ分野、2007年3月)
 2006年12月に新潟県で開催された資料保存セミナーの記録と、福島県・山形県の取り組みに関する調査研究論文が掲載されています。
<掲載論考>
 矢田俊文「『災害と資料』の刊行にあたって」
 金垣孝二・田中洋史「長岡市立中央図書館文書資料室の取り組み ― 災害後の歴史資料の保存と活用 ―」
 高橋由美子「十日町市における被災資料の緊急避難と整理 ― 市民と行政の連携の試み ―」
 田辺幹「新潟県立歴史博物館の取り組み ― 山古志からの民具・文書資料の救済を中心に ―」
 伊藤然「資料保存と防災対策 ― 全史料協資料保存委員会の考え方 ―」
 轡田克史・山田英明「災害前の歴史資料保存の取り組み ― 「ふくしま文化遺産保存ネットワーク」の設立を通じて ―」
 手代木美穂「災害から地域文化遺産をまもる ― 日常的な文化遺産保存継承・活用の中に含まれる防災活動としての試み ―」
 飯島康夫「山古志村民俗資料館と収蔵民具」
 山本幸俊「関東大震災に関わる直江津町役場文書 ― 『京浜大震災救済書類』 ―」
 矢田俊文「坪谷善四郎書翰・日記にみる一八九四年東京地震・一八九五年茨城県南部の地震」

・宮城資料ネットの総会のお知らせ

 以前にもお知らせしたとおり、NPO法人・宮城資料ネットは下記の日程で第1回総会を開催いたしますので、会員の方はご出席いただきますようお願いいたします。
 NPO法人 宮城歴史資料保全ネットワーク 総会
  日時:4月21日(土) 午前11時から
  場所:みやぎ婦人会館 孔雀(3F)
  みやぎ婦人会館HP:http://www.fujin-kaikan.or.jp/index.htm

 総会は正会員総数の2分の1以上の出席がなければ開会できませんので、欠席される場合は、委任状を事務局に提出してください。

 会員の方には、文化庁委嘱事業の報告書をお送りする際に、総会のご案内と委任状を同封しておりますので、ご確認ください。また、宮城資料ネットのホームページからもダウンロードできますので、ご活用ください。
 宮城資料ネットHP:http://www.cneas.tohoku.ac.jp/miyagi-shiryounet/

 委任状の送付が間に合わない場合は、署名と捺印を施した委任状をFAX(022-795-7546)でお送りください。その上で、委任状を送付いただきますよう、お願いいたします。

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<連絡先>
 伊藤大介(東北大学東北アジア研究センター)
 電話・FAX 022-795-7546
 メール itoh-d@mb6.seikyou.ne.jp
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<事務局>
 特定非営利活動法人 宮城歴史資料保全ネットワーク
 〒980-8576 仙台市青葉区川内
 東北大学東北アジア研究センター 平川新研究室
 電話 022-795-7693
 メール hirakawa@cneas.tohoku.ac.jp
 ホームページ http://www.cneas.tohoku.ac.jp/miyagi-shiryounet/
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*今後、このメールニュースが不要な方はご一報ください。