古川市・橋平酒造店レスキュー

・ 実施日:2004年10月10~11日
・ 参加者:54名(2日間のべ)

本活動では、古川市にある橋平酒造店において、歴史資料の緊急レスキュー活動をおこなった。
橋平酒造店は江戸時代から造り酒屋を営んでいたが、古川市まちづくりTMOの「にぎわいまちづくり」の施設として再整備されることになり、建物の一部取り壊しと改修が実施されることとなった。それによって橋平酒造店が所蔵していた資史料が消滅することを危惧された斎藤善之氏(東北学院大学)の提唱を受けて、緊急レスキュー活動がおこなわれた。
土蔵や居宅には、書籍や古文書のほかに醸造用の道具・家具・什器など多くの資料が残されており、写真やスケッチによって概要を記録し、吉野作造記念館の収蔵庫と空き家3軒に移送した。

── 詳細については、ネットニュース22号(2004年10月7日発行)、23号(2004年10月13日発行)を参照。