鹿島台町被災状況調査

・ 実施日:2003年9月27日
・ 参加者:28名
・ 調査軒数:34軒
・ リストアップに用いた文献:『鹿島台町の文化財』第1集古民家編(1975年)、『鹿島台町の文化財』第6集(1994年)、『鹿島台町史』(1994年)、『宮城の文化財基本調査』(1991年)、『宮城県史編さんの歩み』(1989年)など。

本活動では、地区ごとに5班に分かれて訪問調査をおこなった。
鹿島台町は古くからの洪水頻発地帯のため、文書資料があまり残っていないという事前情報もあって、古民家リストなどを用いて由緒のある旧家などのリストアップをおこなった。
調査によって、全壊1軒・半壊2軒・危険指定家屋1軒・一部損壊約15軒が確認された。また、近世の旅日記や品井沼干拓に関する資料などが確認された。リストアップした古民家については、建て替えなどによってほとんどが現存していなかったが、数戸確認することができた。

── 詳細については、ネットニュース9号(2003年9月30日発行)を参照。